台湾向け最後の28両のM1A2Tエイブラムスが米国で完成、108両計画が完了

台湾向けM1A2Tエイブラムス。写真:X @mna_roc
台湾向けM1A2Tエイブラムス。写真:X @mna_roc

台湾は、第3次かつ最終ロットとなる28両の M1A2Tエイブラムス 主力戦車が米国で生産を完了し、台湾へ輸送されることを確認した。これにより、計108両の調達計画は正式に完結する。

これに伴い、台湾陸軍は新型装甲戦力の引き渡しおよび運用統合の最終段階に入る。

最終ロットの28両は米国で製造され、現在は海上輸送に向けた後方支援準備段階にある。関係当局によれば、第2ロットと第3ロットの間で訓練の空白が生じないよう日程が調整されており、乗員および整備要員の教育訓練の継続性が確保されるという。

本計画の総額は約 405億台湾ドル。20年以上運用されてきた老朽化装甲プラットフォームの更新と、台湾北部防衛を担う地上防衛部隊の戦力強化を目的としている。台湾は最終的に M1A2T 戦車を108両受領する予定だ。

台湾向けM1A2Tエイブラムス。写真:X @mna_roc
台湾はM1A2T戦車を108両受領する。写真:X @mna_roc

第1ロット(38両)は2024年12月に台北港へ到着し、続いて第2ロット(42両)が2025年7月に引き渡された。最終ロットの生産完了により、計画は引き渡しの最終段階へと進む。

現在、第2ロットは転換訓練の完了間近にある。昨年12月、部隊は新豊郷の坑子口訓練区域へ移動し、実弾射撃やシステム統合訓練を実施している。訓練内容には、120mm主砲射撃、夜間射撃、同軸および外部搭載機関銃の運用、先進的な観測・照準センサーの統合使用が含まれる。

訓練サイクル終了後、部隊は恒久基地へ戻り、即応演習および正式評価を受ける予定だ。計画では第2四半期に内部の編成式典が行われ、部隊は正式に戦闘即応態勢リストへ編入される。

台湾向けM1A2Tエイブラムス。写真:X @mna_roc
台湾向けM1A2Tエイブラムス。写真:X @mna_roc

台湾陸軍は現在、CM-11「ブレイブ・タイガー」やM60A3などを含む約1,000両の戦車を運用している。M60A3の一部はエンジンや射撃管制装置の改修を受けているものの、国防当局は、これらの改良では長期的な運用要件を満たさないと評価している。

M1A2Tは、完全統合型のハンター・キラー(Hunter-Killer)システムを導入し、車長と射手が独立して目標の探索・識別・交戦を行うことを可能にする。目標を逐次取得する必要がある旧型戦車と異なり、新型プラットフォームでは連続的な目標引き渡しと迅速な交戦サイクルが可能となり、高速テンポの戦闘環境における有効性が向上する。

新型戦車は、首都周辺を含む台湾北部地域の防衛を担当する台湾陸軍第六軍団隷下の部隊に配備される予定だ。

出典・画像:中華民国(台湾)軍聞社(Military News Agency)-X @mna_roc | 中央社。本コンテンツはAIの支援を受けて作成され、編集部により確認されています。

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